有機合成化学の研究準備

4月から有機合成化学の研究室に配属が決まっている新・学部四年の大学生です。

 

初っ端から研究でつまづかない為に、3月の内に勉強しておこうと思っているものを羅列していきます。

 

1. 配属先研究室の論文

 本当は配属前に読む必要があると思うのですが(笑)。配属先研究室の論文を読む目的は大きく分けて3つです。1つ目は、研究のゴールを知っていないと何をすべきかも分からないと思ったからです。2つ目は実際の研究でよく使う反応を学べるということです。何本か論文を読んでみたところ、学部で習った反応でなくとも、実際の有機合成の現場で多様される反応があるように感じました。自分にとって新規の反応に対しては、「知っておきたい有機反応100」、「人名反応に学ぶ有機合成戦略」、「Chem-Station」などで学ぶつもりです。3つ目は、英語のリソースもラクラク扱えるようになる必要があると思ったので。参考文献にしろネット検索にしろ、英語の文献を扱えれば一気に情報源は増えますよね? 論文に出てきた化学用語を一つ一つ覚えていけば、専門用語が大体網羅でき、多くの情報源を扱えるようになるだろうという予想です。

 

2. 学部三年までの大学の講義テキスト

 初歩的な反応や理論が書いてあるテキストです。研究室においては常識として扱われると考えられるため、確実に頭に入れておこうと思ってます。

 

3. 研究室で役立つ有機実験のナビゲーター

 蒸留やクロマトなど、有機合成では必須の実験方法を詳しく書いてあります。有機合成化学の研究室では当然、有機実験が行われるので、その操作を的確に行えるように必要だと思いました。また、原理を知っておくことは、目的の生成物を高い収率で得るために必要だと考えました。

 

自分が思いつけるのはとりあえずこんなところです。勉強する中で必要なことが出てきたら追加しようかなと思っています。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

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